米クアルコム-上昇 1Q決算は20%増益、通期見通しを引き上げ
2月2日 終値 前日比 前日比(%)
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QCOM 60.73 +1.17 +1.96%
2月2日の取引で米携帯電話向け半導体大手クアルコム(NASDAQ:QCOM)の株価は上昇。1Q決算は20%増益、通期見通しを引き上げ。
1日夕、同社が第1四半期決算を発表した。売上高は前年同期比39.8%増の46億8100万ドル、市場予想の46億ドルを上回った。純利益は同19.7%増の14億100万ドル、希薄化後の1株利益は0.81ドルとなり、市場予想の0.76ドルを上回った。事業別の売り上げでは機器・サービス事業が前年同期比43.1%増、ライセンス事業が同33.4%増となり、営業利益率は前年同期の62.8%から66.9%へ改善した。
携帯電話向けチップセット(MSM)シリーズの出荷が前年同期比32%増の1億5600万セットと、スマートフォン向けの販売が増加した。また、AT&Tへ700MHzの周波数を売却完了したことにより4-6月期に12億ドルの利益を計上する。
一方、2012年9月通期見通しについて、一部項目を除いた1株利益を従来の3.42-3.62ドル→3.55-3.75ドル(市場予想:3.69ドル)、売上高を従来の180億-190億ドル→187億-197億ドル(同:190億5300万ドル)へ上方修正した。
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